まず始めに、BNR32という文字を含めた検索で飛んできた人はこちらへどうぞ。
それ以外の真のR32愛好家たちの為に。。。
前回、仕事のハイゼットトラックS201PのヘッドライトをHIDに変更しましたが、
今回は思い切って、R32スカイラインのプロジェクターヘッドライトのHID化に挑戦。
ちなみにR32のプロジェクターのバルブは、前期がH3cで後期がH1です。
プロジェクターヘッドライトは、先進的デザインで皆を驚かせましたが、まだ技術が追い付いてなく、
前期のH3cではハードな走行には向かず、暗いと不評だったためマイナーチェンジでH1に変更された。
R32前期とR32後期と呼ばれ、ライト以外にも少し仕様が異なります。
ライトの外観も少し違うのですが、分かり難いのでバルブを見たが間違いない。
特に中古で買ったり修理した場合など、車体が前期だからライトも前期とは限らない。
自分の車がどのバルブ形状かは、検索するより実際に見てください。
今回は後期のものになります。
余談として、下クラスではプロジェクターはオプションで、N1と同じ２灯式でフォグ付のライトが使われてた。
その型なら明るさは充分なんだけどね。見た目が良くない。
プロジェクターでないなら、R32に乗る意味が無い。
まだ乗るのならさっさとプロジェクターに換えましょう。格好わるいよね。
対象は、両親に車買ったんで、今まで実家に有ったR32スカイラインを部品取りに持ってきた。
うちにはR32のGTRという車が有るのだけれども、前のほうを事故しちゃって修理するか考え中。
貰ってきたのを調整して、たまに乗ろうと思う。
というか、いくら名車と言われるGTRだとしても、20年以上の車だから、
もうお金を掛けて修理する価値は無いんだよね。
H1バルブ仕様に変更されたとはいえR32のヘッドライトは暗いので有名で、
改善する一番の項目と言える。
R32前期の物なら、H3C用のキットを買えば簡単にできると思いますが、
後期は、H1バルブを着けるために特殊な部品を使ってある。
その為、HIDにするには加工が必要で、GWの連休を利用して施工しました。
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高速時に消えちゃうと死ぬので、安定させるためにリレーも購入。
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HIDキットは8000Kで、オプション＋1,000円で薄型バラストにしました。
通常の厚みのある製品でも、スペース的に余裕は有るのですが。
後々に自分の車に移植することも考え、薄型にしました。GTRのエンジンルームは満杯なんですよね（汗）
配線は簡単に出来ましたが、ハーネスの線を既存のカプラに繋ぐ際に平型端子が２つ必要です。
ホームセンターなどのカー用品の電子部品売り場で、エーモンなどの製品で見つかるでしょう。
バーナーの取り付けには加工が必要です。写真を写してなかったんで、こちらを参考にしてください。(笑)
手順としては。。。
１・バッテリーを外す。もしくはズラして作業スペースを確保。
２・エアクリーナーを外す。作業スペースの確保。
※奥まった場所の作業をするので覗きこむ必要がある。
ヘッドライトユニットを丸ごと外す場合は１と２の作業は必要無し。
３・台座を外しカット後、逆さまに取り付ける。
４・Ｈ４→Ｈ１変換アダプタをくり抜き加工。
バーナーが収まる程度とし、緩すぎず強く押し込み固定するくらいが良い。
接着してしまうと、簡単には切れないとはいえバルブ切れの時に簡単に交換できないよ。
この方は違う規格のバルブを使ったので特殊な加工をされてますが、H1を買えば他の加工は必要ありません。
５・交換のことも考えながら、ゴムやビニールテープでバーナー部分を充分に防水します。
リレーやバラストを接続し固定して完成。
この製品を買えば３と４の加工が必要ないので楽ですね。。。くり抜き作業は、かなり根気が必要。
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結果として、見た目はかなり格好良くなりました。
照射も凄く明るくなりましたが、光軸は純正より少し下向き加減です。
自分で調整することも出来ますが、微調整がかなり難しく、眩しければ周りの人に迷惑を掛けます。
整備工場で光軸の調整を行ってください。
色温度は8000Kにしましたが、この製品は他より白っぽいようで、このまま車検もいけるでしょう。
ドレスアップで青っぽいのを期待するなら、8000Kより上のものが良いかもです。
但し、車検は白でないと通りませんので戻す必要が有りますが、加工してますので戻すのは難しい。
それに、色温度の高いバルブは照度が劣ると言われてます。
照度を重視するのなら、6000K程度が良いのかも知れないと思いましたが、
プロジェクターは見た目重視の構造と割り切り、ドレスアップで車検ギリギリの色にしました。
昔の話になりますが、この車の時代はイエローバルブが流行ってました。
私は、ゴールドイリジウムバルブという製品を使ってましたね。
角度が変わると玉虫色のように色が変わるところが、プロジェクターのカッコ良さだった。
でもハイワッテージのハロゲンは玉切れしやすく、頻繁に替える必要があった。
常備しておく必要があったし、当然切れるのは夜なので、手探りで交換できるほど慣れてました(爆)
HIDは寿命が長いとはいえ、交換することも考えて作業したがいいです。
HIDのイエローは、真っ黄色になると思うからフォグ以外には向かないと思われます。
HIDキットのオマケでT10のLEDバルブが２つ付いてたので車幅灯も交換。
前にオマケでもらった同じくT10のLEDが２つ有ったので、ナンバー灯も交換。
ヘッドライトのHiに切り替えた際、一気に古めかしい暖色の明かりになってしまうので、
Hiはミラリードの100W相当エクセレントホワイトという5100Kハロゲンバルブに交換。1000円くらい。
１年くらい放置してたので、バッテリーは新しいものに交換しました。カー用品店のほぼ半額！
HIDは電気を喰わないので、調子が良いならそのままで良いでしょう。
ちなみに、バッテリーはまだ古くないのに上がり気味とか、エアコンを入れるとライトが暗いとかは、
電圧メータが下がってませんか？
車が古いので、充電系統（オルタネータ）が寿命の可能性も有ります。
部品の交換が必要なこともありますので、整備工場に見てもらってください。
どんな高性能なバッテリーに変えても、充電機能が壊れてたらスグ上がってしまいます。
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